今年もサービス技能グランプリの季節がやってきました。
ブリヂストンでは、日本全国のトラックタイヤ販売店が参加し、
トラックタイヤの整備技術を競う大会を毎年1回行なっており、
もう10年以上続いています。
最優秀者は「 マイスター 」の称号を与えられ、
ブリヂストングループの日本中の
タイヤサービスマンから称賛されます
私も過去には参加した経験がありますが、
その時の惨敗ぶりは思い出しただけで
血圧が上がります…
何をやっているかというと、
大型トラックのタイヤを車体から外し、
点検清掃をした後に再度装着させる
という内容で点数を競います。
審査項目は150項目以上あり、
それらをすべてクリアしながら、
タイムアタックの要素もあるので
それは
それは
大変です!!
なぜ、こんなことを10年以上やっているのか。
それは、2002年に横浜市で起きた大型トラックの脱輪死亡事故に起因します。
事故についてはこちらのリンクより。
タイヤ脱落事故で神奈川県警が三菱ふそうを捜査対象 | レスポンス(Response.jp)
ご記憶にある方もいらっしゃるかと思いますが、あの事故を受けて数年後には大型トラックのタイヤとホイールを車体に固定するナットとボルトと呼ばれる部品とその周りの構造が変更されました。
「 新ISO方式 」 というやつです。
ブリヂストングループで、サービススタッフの技術向上を目指して大会が始まったのがそのころです。
毎年のように難易度が上がっており、中途半端な技術と気持ちでは戦えないものです。
今年はTSSから3名の勇者が手を挙げました。みんな歴戦の猛者です。
彼らのようなサービススタッフが陰ながら安全を支えているのですね。
TSSにはトラック事業者のお客様がたくさんあり、より安全に、より経済的に輸送業務
をおこなえるよう、運送会社様との協力体制を整えております。
最適なタイヤ選びや日常のメンテンスなど、ご相談を受け付けておりますので、ご質問がございましたら
ホームページよりお問い合せくださいませ。