『 洗車がしたい~ 』
昨日は雨、今日も雨、明日も明後日も雨。
愛媛県の松山城では土砂崩れによって大変な状態ですね。
私が住んでいる大阪府北部は、今のところは大きな水害も無く、ただただ愛車が濡れて汚れていくのを
見守る日々です。
きっと、もうすぐ梅雨が明けるはず。
そうしたら気合を入れて愛車を磨こうと考えています。
そこで、いつも疑問に思うことは、タイヤワックスを塗るか塗らないか、塗るならどんなタイプの商品を
使うかです。
タイヤショップの私は 「 タイヤワックスを塗りません 」 。
理由は、見た目の美しさよりも大事なことがあるからです。
タイヤのゴムの中にはいろいろな薬品が含まれており、その薬品がゴムの劣化を抑制しています。
ゴムが劣化していくと、サイド面やトレッド面(接地面)にヒビ割れします。
ヒビ割れが進行すると大きな裂け目ができ、タイヤの故障につながります。
タイヤを安全に長持ちさせるためにはゴム内の薬品は欠かせません。
なのに、洗車ブラシに泡をつけてゴシゴシと、仕上げにタイヤワックスでテカテカに光らせて完成!
という洗車シーンをよく見かけます。
クルマを愛するひとりとして、汚れを取りたい、光らせたいという気持ちはよーくわかりますが、
泥じゃないが茶色くみえるもの、それが劣化抑制のための薬品 なのです。
洗い流すのはもったいないですね。タイヤの表面をコーティングして薬品が浮き出てくるのを
抑えてしまうのももったいないです。
せめて水溶性のワックスをたま~に塗る程度がいいかな。( あまり光りませんが )
TSSでは、タイヤの健康状態をよく見ながらワックスを塗布するかどうか判断しています。
塗布する際もブリヂストン推奨ワックスを最適な量塗布するのでご安心ください。
他にもタイヤを安全に、快適に、経済的に使うノウハウをお伝えしております。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
ちなみに、私はボディーのワックスは念入りにやってギラギラさせてます。
早く洗車がしたいな~